お知らせ
歯ブラシの選び方
2025.4.08
目次
こんにちは川口・鳩ヶ谷の歯医者「医療法人 社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」の歯科衛生士、織田です。
皆さんは今使ってる歯ブラシをどのように選びましたか?
SNSで見たから、友人に勧めてもらって、安く買えるから、家に元からあったから、理由は様々だと思います。
お口の状態は人それぞれみんな違います。
歯ブラシはその人のお口に合わせたものを選択することで、虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。
今回は歯ブラシの特徴と当院でご用意している歯ブラシの種類を合わせて、お話していきたいと思います。
歯ブラシの種類
歯ブラシには
・毛の硬さ
・ヘッドの大きさ
・毛先の形や太さ
・柄の太さ
などが用途によって異なります。
まずは毛の硬さについて紹介します。
・やわらかめ・・・歯や歯茎を傷つけにくいものになってます。歯茎に炎症がある方やブラッシング圧が強い方におすすめです。
ですが、汚れが落ちにくいので丁寧に磨く必要があります。
・ふつう・・・一般的な毛の硬さで、正しい磨き方ができていれば汚れもしっかり落ちます。
・かため・・・汚れは落としやすいですが、歯や歯茎を傷つけやすいので注意が必要です。
当院ではやわらかめの硬さの歯ブラシがS、ふつうの硬さの歯ブラシがMでご用意しております。
次はヘッドの大きさについてです。
・大きいヘッド・・・一度に広い範囲を磨けますが、奥歯や細かい所は磨きにくい特徴があります。
・小さいヘッド・・・大きいものに比べ、細かい所や歯と歯の間に届きやすくなっています。
当院では、ルシェロ歯ブラシグラッポB-30をご用意しております。この歯ブラシはヘッドが大きいため、時間がなく忙しい方、全体的にプラークが残っている方におすすめです。また、握る所も他の歯ブラシと比べて太いので握力の低下が見られる方にもおすすめです。
次は毛先の形と太さについて紹介します。
毛先の形
・山型・・・歯と歯の間の汚れを落としやすいです。
・平ら・・・歯の表面をしっかり磨けて、バランス良くプラークを落とすことができます。
当院でご用意している歯ブラシの形は先端がワンタフト形状を再現しているため、1番奥の歯や歯と歯が重なっている所など、ポイント磨きにおすすめです。
毛先の太さ
・太い・・・硬くなったプラークが落としやすいです。
・細い・・・歯周ポケットのプラークが落としやすいです。
当院ではプラークが落としやすい虫歯予防に適したB-10、B-20と歯周ポケットのプラークが落としやすい歯周病予防に適したP-10、P-20の歯ブラシを用意しております。
最後に柄の太さです。
・太さは自分が持ちやすいもので大丈夫です。
持ちづらいもの、余計な力が入りやすいものは避けて選びましょう。
当院でご用意している他の歯ブラシ
他にもインプラント周囲の歯茎の炎症予防に適した(ルシェロ歯ブラシI-20インプラント)
磨きたい所をポイントで磨ける(ワンタフトブラシ)
入れ歯を洗うため、歯ブラシよりも毛が固く、柄が太くて持ちやすい(義歯ブラシ)
などがあります。
おわりに
虫歯や歯周病にならないために、自分のお口にあった歯ブラシを探してみてください。
歯ブラシ選びにお困りになった際は、ぜひ当院までご相談ください。
それ以外のご相談もお待ちしております。
川口・鳩ヶ谷の歯医者「医療法人 社団歯友会 赤羽歯科 川口診療所」
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