お知らせ
歯周病ってどんな病気?
2022.9.19
目次
こんにちは。川口、鳩ヶ谷の歯科医院『医療法人社団 歯友会 赤羽歯科川口診療所』歯科医師の櫻田です。
今回は歯周病とはどういった病気なのかを解説していきたいと思います。
歯周病ってどんな病気??
よくテレビのコマーシャル等でも歯周病という病気の名前を聞くことがあるかと思いますが、皆さんは歯周病が一体どういった病気なのかご存知でしょうか?
歯周病とは、歯を支えている歯茎や骨がどんどん溶けていってしまい、最終的には歯を抜かなくてはいけなくなってしまうこともある病気です。病気の初期段階では、歯茎が弱ってきて歯みがきの時に歯茎から出血したり、軽く口臭がある場合があります。その状態をずっと放置していると歯茎の中でだんだん病気が進行して、歯を支えている骨を溶かしていってしまいます。骨が溶けるのにしたがい歯がだんだんグラグラするようになり、最終的に歯が抜けてしまいます。
歯周病の治療は早期発見・早期治療がとても大切で、一度骨が溶け始めると治癒させるのはとても難しく、ほとんどの方は何らかの不快症状を持ち続けることが多いので、定期的に歯科医院を受診して検査を受けることが大切です。
次のような症状が見られた方は要注意です!
これらの症状に何か一つでも合致する項目がある方は、なるべく早く歯科医院を受診して歯周病の検査を受けましょう。先程の項でも述べましたように、歯周病の治療は早期発見・早期治療が肝です。手遅れになる前に歯科医院で検査を受けましょう。
歯周病の検査から分かること
歯周病の検査では、まずはプローブと呼ばれる器具を用いて歯周ポケットの深さを調べます。
ごく軽い力でこのプローブを歯茎の中に挿入していくのですが、その際に歯茎からの出血も確認します。この検査で出血してくる歯茎は、炎症が起きていて弱っている状態です。歯周病の原因菌はこの出血を餌にして活発化するため、歯周ポケット自体はそんなに深くなくても出血がある部分は、今後歯周病が進行してくる可能性があるため要注意です。
その後歯の揺れ具合の検査をします。軽度の揺れであれば問題にならないことも多いですが、揺れが大きい場合は歯周病の進行が早まる可能性があるため、早急な対応が必要になってきます。
まとめ
歯周病はギネス記録にも登録されているほど、罹患している方の多い病気です。
一度発症すると完治させる事は非常に難しく慢性的に感染した状態になるため、日々のケアが足らなかったり体力が下がっている時に急激に進行してしまうこともあります。
なかなか自分では病気の状態が把握しづらい病気のため、定期的に歯科医院を受診して状態を確認してもらいましょう。
歯周病の検査・治療をご希望の方は、是非 川口、鳩ヶ谷の歯科医院『医療法人社団 歯友会 赤羽歯科川口診療所』までご連絡ください。
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