お知らせ

歯周病と全身疾患

2022.4.07

目次

こんにちは。川口、鳩ケ谷の歯科医院「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科川口診療所」歯科衛生士の大林です。

皆さんは歯医者さんで歯周病だと先生から言われた事があるでしょうか?

歯周病と言えば、歯肉が腫れ歯がグラグラしてきて最終的には歯が抜けてしまう病気で知られています。

しかし、歯周病はお口の中だけの問題だと思っていませんか?

歯周病になっても大きな病気ではないし、口の中だけの事だろうと思っている方が意外と多いんですが、実は歯周病自体は命を脅かす病気ではなくても他の全身的な疾患を悪化させたりする事があるんです。

どのような疾患があるか説明していきますね。

影響を及ぼす主な全身疾患の種類

・誤嚥性肺炎

・糖尿病

・肥満

・認知症

・早産、低体重児出産

・心疾患や脳卒中

・関節リウマチ

・骨粗鬆症

 

どうしたら悪化を防げる?

糖尿病などのように歯周病との合併症になっている場合があります。どちらかが悪化すると片方も悪化すると研究で明らかになっています。なので歯周病のケアをして改善すると糖尿病の病状も回復傾向になると報告されています。

歯周病菌がもたらす毒素が体重の増加を引き起こしたり、血管を詰まらせる物質に変化したりと全身に悪影響を及ぼすため病気を悪化させないためには歯周病の予防、治療が大切になります。

健康に過ごすために歯医者で出来る事とは

現在日本人の死因として生活習慣病(肥満、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、肺がんなど)が大きな割合を占めています。

みなさんが健康に過ごすために、私たち歯科医師と歯科衛生士が出来る事は歯周病の予防とケアです。

 

歯医者さんでプロによる歯石や歯垢の除去、また家庭で実践していただく歯磨きの仕方など少しでもみなさんが快適に過ごしていただけるようにお手伝いいたします。

更に食生活の見直しや、適度な運動を実践していただくとより改善すると思われます。

 

歯周病を予防する事が、生活習慣病などの全身に影響を及ぼす疾患の予防をする事にも繋がっていきます。

一人では中々難しいケアも私たちと一緒なら出来るかもしれません。

持病のある方も無い方もこれからの事を考え、一緒に頑張ってみませんか?

 

当院にてお待ちしております。