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もしかして…わたしって歯周病…?

2022.3.10

目次

こんにちは。赤羽歯科川口診療所の歯科衛生士の中田、歯科助手の阿部です。

皆さんは、歯科医院で歯周病と言われたことはありますか?

ほとんどの人が聞いたことのある言葉だと思いますが、一体どんな病気なのか分からない人も多いと思います。

今回は皆さんが良く耳にする歯周病について、お話していきたいと思います。

 

歯周病とは…

歯周病とは歯ぐきの中に菌が入ることで歯を支えている周りの骨(顎の骨)が溶けてしまう病気で、歯を失う最も多い原因です。

歯ぐきの病気と思いがちですが、実は!!!骨の病気なのです。

また、歯周病は進行性の病気であるため様々な予防法によって進行を遅らせることはできても完治することはありません。

歯周病を放置しておくと最悪、歯が抜けてしまいます。

どんな人が歯周病になるのか…何が歯周病のサインなのか…どうしたらいいのか…を、これから説明していきます。

 

どんな人がなるの?

歯周病の直接的な原因は歯垢(プラーク)です。歯垢(プラーク)は生きた細菌の塊です。菌のほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に潜んでいます。この歯垢(プラーク)中の細菌が出す毒素によって歯ぐきに炎症が起きた状態を歯肉炎と言い、歯肉炎から悪化した状態の事を歯周病といいます。

また、・喫煙者・飲酒後に歯磨きをせず寝てしまう人・睡眠が十分に確保できていない人は免疫力の低下に繋がったりお口の中が汚れた状態が長く続くため歯周病の進行も比較的早いです。

 

どんな症状?

代表的な症状は、

・歯みがきをしたときに出血がある

・口臭がする

・歯が揺れている

・歯ぐきがブヨブヨしている(赤くはれぼったくなる)

どうしたらいいの…?

・自身での口腔内ケア(歯磨き)※自分の口の中の状態を理解すること

・生活習慣の改善(禁酒・禁煙・十分な睡眠など)

・継続した定期的なチェックによる早期発見(歯科医院での歯周病検査)

・プロによる口腔内ケア(歯科医院での歯垢・歯石の除去など)

色々とありますが、実際にお口の中を診察、継続的に歯科医院でチェックすることがとても大切です。

心配なことや気になることがあれば担当の歯科医師にご相談下さい。

いつでもご連絡お待ちしています。

監修者情報

院長・歯科医師

原口

慎太郎

平成13年4月 川口診療所 勤務
令和2年10月 川口診療所 院長就任

当院は、安心・丁寧で幅広い診療を心がけることで、地域のみなさんお口を健康だけでなく審美性を含めてトータルでサポートします。
そのため、当院では患者さんとのヒアリングを重視。
患者さん一人一人のご要望をきちんと汲み取ったうえで診療の提案を行っています。歯科治療を通して「噛むことの重要性」「食事の楽しさ」を実感していただくことが、当院の目標です。